ちゃぶ台

えんぞうです。書いた小説など

モモトークしてメモリアルロビーを集めるゲームの話

1.概要

ブルアカをメモロビ目当てで始めて、そして実際にモモトークしてメモロビを集めるゲームをしている感があります。

メモロビカードバトルやりたいな~と思いつつカードプールが少なくてやれてなかったのですが、先日ようやく100超えたのでそろそろやってもいいでしょう。やっていきます。

 

私の評価ポイントは3つです。

 

①イラストとしての質

 ブルアカの世界観を形作る要素として強いのは、色だと思っています。色があのスタイリッシュな影やフォルムを作っているといっても過言ではない。実際、時代を作っているなと感じます。

 あとまあ構図とか。

②アニメーションの設計

 動かしすぎない、というのが重要です。あと基本姿勢。メモロビは台詞が1パート終わると基本姿勢に戻り、また次の台詞パートに移るという仕様になっているのですが、この基本姿勢が不自然(口を開けている、バランスの悪そうな立ち姿、赤面)だといちいち基本姿勢に戻るたびに「どういうテンションなの?」となってしまいます。できるだけ色んな型に自然に移行できる基本姿勢を持つことはシチュエーションへの没入を助けます。

③シチュエーションの良さ

 「何やってんのこれ?」ってなるとどうしてもね…

 

あとは④キャラクターのストーリー的な背景なんかも入れてれば真面目だったのですが、それはメモロビ目当ての作豚っぽくないなと思ったので欲に忠実にいきます。作眼ないけど。作眼がない作豚って存在醜悪過ぎないか…?

 

2.デッキ

一枚目

ユウカです。

「全てのプレイヤーが初めて手に入れるメモロビ」としての設計があります。シャーレの執務室というロケーションがまず良く、ホーム画面に設定していても違和感がない。あとユウカにはずっと叱られていたいので、シチュエーション自体に繰り返し観ても大丈夫な強度があります。

抑制的なアニメーションも好みです。基本座り姿勢なので全然動かない…と思いきや、視線の移動や眉、まばたきなどの動きは適切に主張していて、焦った時の頬の色づきや口の形のオーバーな変形もあり、萌えです。まあまずどんな構築のデッキにも入ってくるのは間違いないでしょう。

 

二枚目

ミユです。これは良すぎて感動してしまいました。

Live2D的なアニメーションは「イラストを無理やり動かす」という性質上、あまり動かさない方が違和感が出なくて良い……という矛盾をはらんでしまっています。一枚目に挙げたユウカも座っているシチュエーションでまず勝っている面が強いです。

狙撃っていうシチュエーションが天才だな、と思いました。スコープを覗く基本姿勢はミユのあらゆるリアクションに無理なく接続され、彼女の狙撃手としてのプロフェッショナルさと少女の可愛らしさの両方を演出します。あと、動物が多いのもSAKUGAっぽくて豪華で良いですよね。

水着のミユも似たような理由(釣りというシチュエーション、動物がいて賑やか)でお気に入りなのですが、狙撃の冷たさを感じるこちらに軍配が上がりました。殿堂入りの一枚です。

 

三枚目

ハナコ(水着)です。いや~、圧倒的なイラスト……「出会ってしまった」という運命的な衝撃がある瞬間だな、と感じます。メモリアル。

透き通った世界観の謳い文句に相応しい透き通り感、ハナコと言えば発言の濁りをよく取り上げられるキャラという認識がありますが、ストーリーを含めてものすごくピュアな…というか飾らない、”自然体”の作りになっていたと思います。

これはシチュエーションとしてハナコの表情や動きに派手な要求がない、というのがそもそもありますが、アニメーション設計的にも破綻がなく、始終ずっと見入ってしまいました。ブルアカの勝利です。

 

四枚目

ユズ(メイド)です。

ちょっと斜めの構図の収まりの良さがあります。先生の目線を考えても、覗き込んでいるポーズを感じられるので完璧です。ユズをまるごと影の中に置きつつ、日の当たる脚の白さが眩しく、色・影の設計としても匠の技を感じます。あと猫の表情が和やかで、対照的に慌てるユズのコミカルな変化も楽しくて良いです。

 

五枚目

鬼太郎みたいなお口がいいです

コトリ(応援団)です。

おなかに目が行きがちですが、表情の変化がすごく楽しいです。やはり表情が活き活きとしていると、生命を感じますね。萌えアニメとは表情なのかもしれません。あと普通におなかも好きです。

 

六枚目

イロハです。秘密基地はずるいよぉ~… 

生徒が自分の秘密基地に呼んでくれるシチュエーションはどれもお気に入りですが、とくに過ごしやすさを感じたイロハをチョイスしました。いじわるな表情もいいですよね、サボってる感が”二人の秘密”を強く演出しています。

 

七枚目

アヤネです。このゲーム眼鏡キャラに厳しくない?

「(メガネ外すと可愛いな…)」みたいなシチュそのもので笑ってしまいましたが、顔アップなので、ととにかく動かしていて分かりやすくSAKUGAで、CMで使われているだけはある出来の良さです。普通に「(コイツ、メガネ外すと可愛いな…)」って思ってしまいました。ブルアカの勝利です。いやアヤネは眼鏡してても可愛いから…

 

八枚目

スズミです。たぶん一番キレイな横顔です。

ず~っと顔が窓の外を向いているのが良いですし、実際窓の外には納得できるだけの景色があり、このロマンチックな空間にはメモリアルな瞬間としての説得力があります。

そもそもこの横顔だけでかなり評価していたのですが、最近ボイスとアニメーションが追加され最強になりました。一瞬こちらに視線を向け、しかし慌てるようにまた外の景色に視線を向ける…顔を赤らめつつ…というリアクションが素晴らしいですね。また、外の景色を眺める横顔という基本姿勢も完成されています。

 

九枚目


チヒロです。

深夜二人で缶コーヒーを飲む…シチュエーションの勝利です。二人の間の静けさとは対照的に自販機や非常灯の赤の煩さが画面中に置いてあるのがいいアクセントになっています。

多少動き過ぎのきらいはあるものの、そのどこか芝居がかった振舞いも「ちょっとカッコつけたいチヒロ」みたいな背伸びした印象を感じ取ることができ、好いです。

チヒロ、早く寝なね。

 

十枚目

ヒビキ(応援団)です。シンプルに好みです。

生徒の心の声が聴けちゃうことの意味があんまり分かんなかったり、基本姿勢の悪さがあったりとおれが減点する要素がいくつかありますが、ヒビキ(CV.名塚佳織)が一生懸命応援してくれること以上にこのメモロビを評価すべき点はありません。表情のレパートリーがたくさんあるのも可愛いです。

実は何気にこちらもロケーションがシャーレの執務室で、しかも深夜なので、一枚目にユウカを置いた構成の〆としての美しさもあります。

 

3.惜しくもデッキから外れてしまったみなさん

ぱっと見のイラストの強さ、夏感が良い。畑というロケーションも珍しく、泥で汚れつつも晴れやかな笑顔という若さが光るのも好印象。強い日差しでヘイローが反射で白とびしているのもオッと思った表現だった。気分でアヤネと入れ替えて運用しています。

 

かわいいね~ かわいいです。華麗なドラテクを披露する姿や面倒見の良さに惹かれて普通に好きなキャラですが、胃袋掴む系も一個は入れときたい気持ちがありました。基本姿勢から赤面への移行が固いのと、作っている料理の献立が謎だったので外れましたが、お気に入りなのでたまにデッキに入れて運用しています。

 

ナツはね~ キャラが好きです。メモロビもお宝さがしというシチュは好きです。

 

溢れそうな気持がギュッと身体に詰まってそうなポーズと表情が良いな、と思いました。最初の頃はスタメンだったので、今でもたまに思い出したようにデッキに挿し込んでます。

 

ネカフェで雨宿りは硬派なおれのデッキに入れるにはちょっとエロかったね。コートからしたたっている水がいい仕事をしています。

 

おれはこれをみながら何してんの?なんで生徒の考えていることが駄々洩れなの?という疑問を振り払えませんでしたが、イラストが可愛くて良いです。

 

これが動くんや~~~という素直な驚きがありました。草の質感も良いです。あんまりブルアカらしくないタッチなのも気に入っていますが、えっちマン認定が怖いので外しました。たまにデッキに入っています。

 

コハルは楽しいキャラですが、その楽しさがよく出ているメモロビで、良いなと思いました。たまに見返しているくらいが丁度いい距離感かな、と思って外しています。

 

背中、そう来たか…という感じです。胸は絶対隠さないといけないので、一番肌の面積を晒せるのは背中なのだよな、という当たり前のことに気付いて感心しました。首からの露出もセクシーですね。光の具合もよろしく、黒い肌と黒い尻尾が強い光で白くなっているのがイオリが日常出さない輝きを作っていて、露出の多いシチュとの相性が良いです。えっちマン認定が嫌で外しました。

 

えっちマンだと思われるのが嫌だったので外しました。

 

4.余談:モモトークの話

・生徒たちが文字を打っている時間が演出されているのが良い

・あんまりチャットとしての生感は意識してないのだろうか?キャラにそぐわぬ(このキャラならもっと固いテキストを打つだろう、という意味)喋り言葉だな~と感じることがままある。アニメキャラとしての自然な誇張の範囲として受け止めるべきか。

・衣装ごとにアカウント作っているのが面白い。(ライディング)は趣味アカウント、(応援団)は団内連絡用アカウントと考えるとして、(水着)(正月)あたりの異質さに笑った。

・画像送ってくるの好きなのでジャンジャンやって欲しい…